子供と違い、大人が過ごせる空間はレストランや居酒屋、

今思うと、高校生の頃は本当によく友達と色んなことをして遊びました。遊ぶといってもまだ子供ですから、学校の帰りにファーストフード店で長い時間おしゃべりしたり勉強したり、近くの公園の遊具に座り何時間も話し込んだり、子供なりに自分達の居場所を確保してそれなりに濃い時間を過ごしていました。何をそんなに話すことがあったのかわかりませんが、私たちは永遠に途切れないのではないかと思うほど話すことに夢中だったように思います。というか、それしかありませんでした。でもそれが大人になるとだんだん変わってきました。まず、自分がいられるスペースが断然増えたのです。公園やファーストフードなんてもう聖地ではありません。美味しいレストラン、おしゃれなカフェ、居酒屋など、どんなお店でも入れます。自分が働いて得たお金で好きなように遊べます。好き勝手に、思う存分やりたい放題です。色々できていいなと思っていた大人にまさになれたのです。でも、実際その自由を本当に思う存分楽しんで使っている大人がどれくらいいるでしょうか。

私は会社の行事や友達とよく居酒屋に行きます。お酒を飲んで、美味しそうな料理がテーブルに並びます。でも、その空間を私が本当に楽しめているわけではありません。気を使う会社のメンバー、とりあえず居酒屋に集まる友人、それは昔とどこか違います。制限のない生き方とは、自分に責任を持つことが増えるということなのです。自分次第でどうにでもなってしまうので、みんなどこか一線をひいた状態で同じ空間を楽しもうとしている気がしてなりません。大人になれば当たり前のことですが、ふと高校生の頃の居場所を懐かし思ってしまします。

関連サイト



Copyright(c) 2017 居酒屋好きの居酒屋のためのサイト All Rights Reserved.